「スマホの通信費、もう少し安くならないかな」と思いつつ、格安SIMへの乗り換えに踏み切れていない方は多いと思います。そんな方にぜひ知ってほしいのが、BB.exciteモバイル。なんと月額690円からスマホやタブレットを使えてしまう、いま注目のMVNOサービスです。
この記事では、BB.exciteモバイルのSIMについて、サービスの内容から向いている人・向いていない人まで、わかりやすく解説します。
結論から言うと、産休・育休など、自宅に長くいることが増えるときはFitプラン、旅行など、普段より大容量を使うことが想定されるときはFlatプラン+追加チャージと柔軟に運用することで、月々のコストを抑えることができるのでとてもお勧めです!
この記事はこんな人に向けて書いています
- 格安SIM(MVNO)への乗り換えを検討している方
- スマホの2台目・3台目用にデータSIMを探している方
- eSIMに対応していない中古iPadにSIMを入れたい方
- とにかく通信費を安くしたい方
BB.exciteモバイルってどんなサービス?
BB.exciteモバイルは、エキサイト株式会社が提供する格安SIM(MVNO)サービスです。
「excite」といえば検索サイトやニュースサービスで知られていますが、実はインターネット接続サービス(ISP)としての歴史も長く、2002年から「BB.excite」というブランドでインターネット回線サービスを展開しています。
モバイル事業については、「BB.exciteモバイルLTE」として2013年頃にスタートし、2016年から「エキサイトモバイル」として音声通話にも対応したサービスへと進化。そして2025年10月1日に「BB.exciteモバイル」へリニューアルされ、初期費用の完全無料化や光回線とのセット割など、さらに使いやすいサービスになりました。
運営会社:エキサイト株式会社(東京都港区。エキサイトホールディングス株式会社の子会社)
料金プランと主な特徴
プランは2種類
BB.exciteモバイルには大きく分けて2つのプランがあります。
Fitプラン(段階制プラン)
使ったデータ量に応じて料金が変わるプランです。使わなかった月は安く、多く使った月はその分だけ払うイメージです。0GBから25GBまでの6段階で料金が自動的に変わります。最安で月額690円(〜3GB)、最大でも月額3,190円(〜25GB)という料金設計です。Fitプランで12GBを超えるとFlatプランの30GBを選択した方が安いので、月12GBを超える方はFlatプランを推奨します。
7GB〜14GBの利用でも細かく価格をみていくとFlatプランの方が安いです。ただ、細かい金額で悩むのは時間の無駄なので、私は月10GB程度までなら多少割高に可能性があってもFitプランを使い続け、それを超えることが分かっている月(旅行や出張がある月)はあらかじめFlatプランに変更することでかなり節約できています
Flatプラン(定額プラン)
毎月一定のデータ容量を定額で使えるプランです。「毎月どのくらい使うかだいたいわかっている」という方はこちらのほうが計算しやすいです。
わたしと家族の使い方を教えます。妻は月に15GB程度使用しているので、多少余裕のあるFlatプランの30GBを契約しています。妻が産休・育休に入ったタイミングでは、ほとんど自宅におり普段のネットは自宅のWi-Fiだけで事足りてしまうのでFitプランに変更し価格を抑えます。私はというと、基本的に外出時にはそこまでネットをしないので月7GBに収まるということもあり、基本的には7GB以下だとFlatプランより安価なFitプランを使用しています。
データシェアが便利
最大5枚のSIMでデータ容量をシェアできる点が大きな特徴です。家族でまとめて契約したり、スマホとタブレットで1つのプランを分け合ったりできるため、複数台持ちの方には非常に便利な仕組みになっています。
我が家では、通信契約自体は夫婦で別々に契約していますが、私はスマホとiPadで複数回線を使用してます。
ドコモ回線・au回線から選べる
利用する回線はドコモとauの2種類から選べます。今使っている端末がどちらの回線に対応しているかを確認して選びましょう。
初期費用が完全無料(新規契約時)
2025年10月のリニューアルにより、新規契約時の「新規契約手数料(3,300円)」と「SIMカード発行手数料(433円)」がどちらも無料になりました。最初にかかる費用がゼロなのはうれしいですね。なお、SIMの追加・再発行・種別変更の場合は手数料が発生します。
解約手数料もなし
解約するときも手数料はかかりません。ただし、音声通話SIMについては「利用開始から12ヶ月以内の解約で解約手数料が発生する」という情報も一部あるため、契約前に最新の公式サイトで確認することをおすすめします。
通話について
音声SIMを契約すると「エキモバでんわ」というアプリが自動で付帯します(初期費用・基本料金は無料)。このアプリを使うと通話料が11円/30秒になります(使わない場合は22円/30秒)。3分かけ放題のオプションもありますが、長電話が多い方には選択肢が限られています。
社用携帯があればプライベートのスマホで仕事の通話はあまりないと思いますが、フリーランスの方などで電話をたくさん使用する場合は他の格安SIMでも良いかもしれません。
光回線とのセット割
BB.exciteの光回線(「BB.excite光」対象プラン)と同じBB.exciteIDで契約すると、モバイルの月額料金が1枚あたり220円割引されます(最大5枚まで)。すでにBB.exciteの光回線を使っている方には特にお得です。
eSIM非対応・物理SIMのみ対応
BB.exciteモバイルは、2025年11月時点でeSIMに対応していません。
これは一部ユーザーにとってデメリットですが、逆に考えると「eSIMスロットのない物理SIMスロット搭載の中古iPad」にとってはまったく問題ありません。
最近のiPad(第10世代以降など)はeSIMのみのモデルも増えていますが、少し前の世代のiPadはSIMスロット(物理SIMカードを挿せるトレイ)がついています。こうした中古iPadにネット接続環境を持たせたい場合、BB.exciteモバイルのデータSIMは有力な選択肢になります。
BB.exciteモバイルが向いている人
月のデータ使用量が少ない・バラバラな方
Fitプラン(段階制)なら、使わなかった月は最安690円という低コストに収まります。Wi-Fi環境がメインで、外出時だけモバイルデータを使う、という方にはピッタリのプランです。
スマホの2台目・3台目用のデータSIMが欲しい方
メインのスマホは別にあって、「2台目は必要最低限で安く運用したい」という需要に非常に合っています。データシェア機能を使えば、メインのプランとデータ容量を分け合うこともできます。
eSIMなし中古iPadにSIMを入れたい方
前述のとおり、eSIM対応をしていない点は物理SIMスロット搭載の旧世代iPadとの相性がいいです。タブレット用のデータ専用SIMとして使う場合、音声機能が不要なぶん維持費をより抑えられます。
初期費用をゼロにしたい方
お試し感覚で格安SIMをスタートしたい方にとって、初期費用ゼロは大きなメリットです。
BB.exciteの光回線をすでに使っている方
セット割でさらに安くなるため、同じBB.exciteブランドでまとめるとお得です。
BB.exciteモバイルが向いていない人(他のサービスを選ぶべき人)
毎月のデータ使用量が多い・安定して大容量を使いたい方
Fitプランは使った分だけ料金がかかる仕組みのため、毎月10GB以上使う方はFlatプランを選ぶか、他社のほうがトータルで安くなる場合があります。たとえばIIJmioは大容量プランのコスパが高く、動画をよく見る方などには向いています。
eSIM対応の端末しか持っていない方
最新のiPhone(eSIM専用モデル)やeSIMのみに対応したスマホをお使いの場合、BB.exciteモバイルは現時点では使えません。IIJmioやahamoなどeSIM対応のMVNO・サブブランドを検討してください。
長電話が多い方・かけ放題が必要な方
BB.exciteモバイルの通話オプションは3分かけ放題のみで、10分・完全かけ放題はありません。仕事や家族との連絡で長電話が多い方は、IIJmio(10分かけ放題あり)やワイモバイル・UQモバイルといったサブブランドのほうが合っています。
サポートを重視する方
格安SIMはキャリアに比べてサポート体制が薄い場合が多く、BB.exciteモバイルも例外ではありません。問い合わせへの返答に時間がかかるという口コミも見られます。手厚いサポートを求めるなら、店舗を持つUQモバイルやワイモバイルが安心です。
データ通信が速くないと困る場面が多い方(昼休みなど)
MVNOは一般的に、昼の12〜13時帯に通信速度が落ちやすい傾向があります。BB.exciteモバイルも例外ではないため、ランチタイムに動画や大きなファイルをよく扱う方には、速度が安定しているサブブランド(ahamo・UQモバイルなど)がおすすめです。
まとめ
BB.exciteモバイルは、「安さ」と「シンプルさ」を重視するユーザーに向いた格安SIMです。
特に、データ使用量が少ない2台目・3台目用途や、物理SIMスロット付きの中古iPadへの活用においては、月額690円〜という低コストが大きな魅力になります。eSIM非対応という点はデメリットでもありますが、旧世代の端末を活用したい方には逆にプラスに働く場合もあります。
初期費用がゼロで始められるため、「まずは試してみたい」という方にとってもハードルが低いサービスです。通信費の節約を考えているなら、ぜひ一度公式サイトで確認してみてください。
注意事項
この記事の料金・サービス内容は2026年2月時点の情報をもとに作成しています。最新情報は必ず公式サイト(https://bb.excite.co.jp/exmb/sim/)でご確認ください。



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